WordPressでweb製作

wordpressの基本的な使い方のメモ。

サンプルサイトの作成。

導入のメリット・デメリット

メリット
  • 導入してすぐに使える。
  • 無料のテーマやプラグインが豊富。
  • サイトの管理、更新が楽。
デメリット
  • カスタマイズでかゆいところに手が届かない。

  • テーマとプラグイン、プラグイン同士で相性が悪いことがある。

  • 多少のお金がかかる。

    WordPress本体は無料で使えるパッケージだが、無料のレンタルサーバだとwordpressの仕様を許可していないものが多い。許可されていてもページごとに広告が挿入されてしまう。

    有料サーバでもプランによっては許可されないことがある。

    そのほかに、テーマやプラグインによっては有料のものがある。

導入から作成まで

  1. どんなサイトを作るか?
  2. WordPressのインストール
  3. themeのインストール
  4. 設定
  5. ブラグインのインストール
  6. 記事の投稿
  7. テーマカスタマイズ

1. どんなサイト製作に適しているか?

基本的にはブログツールだが、「固定ページ」の概念があること、様々なテーマがそろっていること、柔軟なセッティングが可能であることにより様々なスタイルのページ作りに適している。

また複数の投稿者を設定できるため、SNSサイトのような使いかたもできる。

コンテンツ、素材の準備

各自コンテンツはすでに用意があると思うが、それ以外で用意しておくとよいもの。

  • サイトアイコン画像
    ファビコンやスマホのアイコン表示に使われる。ファビコンはico形式のものでなくてもよいみたい。
  • サイトのロゴ画像
  • ヘッダ画像
  • 背景画像

一度にアップできるファイルサイズは2.0MB。

そのほか、テーマによっては動画をヘッダのスライダーに埋め込めるものや、BGMを流すプラグインもある。

素材関連の便利サイト

・ pngのサイズを劣化させずに小さくしてくれるオンラインサービス
https://tinypng.com/
・ jpgのサイズを劣化させずに小さくしてくれるオンラインサービス
https://tinyjpg.com/
・ 小さな画像を劣化させずに拡大してくれるオンラインサービス
http://waifu2x.udp.jp/index.ja.html
・ 音声ファイルをエンコードしてくれるツール
https://ja.osdn.net/projects/ecodecotool/

そのほか、アイコンやロゴを簡単に作れるジェネレータも、ググるとたくさん出てくる。

2. wordpressのインストール

WordPress日本語公式サイト:https://ja.wordpress.org/

ここからパッケージをDLして手動でサーバにアップするか、サーバのサービスでインストールする。

インストールした瞬間からサイトは公開状態となるので、管理画面の「投稿設定」→「検索エンジンでの表示」のチェックを外しておく。

3. themeのインストール

デフォルトでいくつかのテーマが入っている。

管理画面の「外観」→「テーマ」と進み好みのものを探すことができる。

インストールしたら有効化しておく。

4. 設定

細かい設定、準備をする。

一般設定

・ サイトのタイトル
サイトのトップに表示される。テーマによっては代わりにロゴを使うことで非表示にもできる。
・ キャッチフレーズ
サイトの簡単な説明になる。記入してもあとから表示をオフにすることもできる。
・ WordPressアドレス(URL)
インストールしたディレクトリのアドレスが表示されている。
・ サイトアドレス(URL)
デフォルトのインストールディレクトリとは異なるトップページがある場合は入力する。
・ メールアドレス
ユーザ向けの通知に使われるので、普段使っているものでよい。
・ メンバーシップ
会員制のサイトを作る場合はチェックをする。
・ 新規ユーザーのデフォルト権限グループ

「サイト閲覧のみ可能」、「投稿が可能」、「編集が可能」、など権限の度合を決めることができる。

「メンバーシップ」にチェックを入れない場合は無視してよい。

・ タイムゾーン ・ 日付のフォーマット ・ 時刻のフォーマット

記事に日付、時刻を記述する方法を選択する。

「カスタム」にチェックを入れ、ボックスの中の文字をすべて消すと非表示にできる。

・ 週の始まり
ウィジェットでカレンダーを使用する時に必要となる。だいたい日曜日か月曜日かで悩むのだろう。だが君は週の始まりを好きなアニメ放映日に設定してもよいししなくてもよい。
・ サイトの言語
日本語でおk

投稿設定

・ 投稿用カテゴリーの初期設定
デフォルトでは「未分類」のみ設定されている。カテゴリはあとから編集できる。
・ デフォルトの投稿フォーマット
標準、アサイドなどいくつか設定できるが、「音声」にしたらテキストが投稿できなくなるわけではない。
・ メールでの投稿
スマホから投稿する場合は設定する。
・ 更新情報サービス
サイトのインデックスを許可している場合に設定できる。

表示設定

・ フロントページの表示
「最新の投稿」か「固定ページ」か選ぶ。
・ 1ページに表示する最大投稿数
投稿ページでの設定となる。

・ RSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数 ・ RSS/Atom フィードでの各投稿の表示 ・ 検索エンジンでの表示

非表示設定にしてもロボットに見つかることがある。どうしても検索されたくない場合は更にロボット避け対策をする必要があるが、どうしても見つかりたくないサイトはネットにあげない方がよい。

ディスカッション

・ 投稿のデフォルト設定
リンクやトラックバック、コメントを受け付けるか。
・ 他のコメント設定、以下
コメントの許可をした場合は設定する。

メディア設定

・ 画像サイズ ・ ファイルのアップロード

チェックを入れるとメディアの検索で日付カテゴリが選べる。

パーマリンク設定

・ 共通設定

記事のアドレスの表示方法。 「カスタム構造」にチェックを入れ、空欄に「/%category%/%postname%/」と記述しておくと、「サイトアドレス/カテゴリー/投稿したタイトル」となる。カテゴリが日本語だと日本語の入ったアドレスになるので注意。

サイトを本公開した後には設定を変えないこと。設定を変えるとページアドレスそのものが変わってしまうために、シェアやブクマをしている人に迷惑をかけてしまう。

5. プラグインのインストール

デフォルトでは「Akismet」、「WP Multibyte Patch」などが入っている。

必要に応じて適応させる。「新規追加」で好みのものを追加できる。

インストールしたあとは忘れずに有効化する。

6. 記事の投稿

「投稿」→「新規追加」、あるいは「固定ページ」→「新規追加」で作成できる。

投稿ページではカテゴリーやタグを追加することもできる。

テーマによっては記事の親子関係、サイドバーの有無、アイキャッチ画像などの設定もできる。またプラグインによっても設定できることはさまざまに異なる。

7. テーマのカスタマイズ

「テーマ」→「カスタマイズ」から行う。

テーマによってできることが大きく違う。また、必要な素材の種類も、そのサイズも違う。

実際の記事を配置しながら最終的なカスタムを行うことで、より柔軟なテーマのセッティングができる。

サンプルサイト

http://candyhouse.black/wp/

半年に一回くらい、面白いthemeを見つけるとリニューアルする。内容はないよう。